農家の負担少なく、消費者との直接の接点を生み出す、新しい農業マーケティングの仕組み「クダモノガリプラス」の実証実験についてNHKさんに取材いただき、NHK全国放送「列島ニュース」で放送されました。
＜NHK長野＞
スマホでアクセス ＩＴ活用の果物狩り実証実験
10月31日 12時05分
スマートフォンの活用によって、家族経営などの小規模な農園でも果物狩りの観光客を受け入れやすくしようという実証実験が、須坂市で行われました。
この実証実験は、人手が少ない小規模な農園でも果物狩りの観光客を受け入れやすくしようと、須坂市にある家族経営のブドウ農園を会場に実施されました。
使用されるのは、東京のＩＴ企業が制作した受け付けから収穫、終了までを一括で管理できるウェブアプリで、参加者たちは自分のスマートフォンを使ってアクセスし、受け付けなどを手早く済ませていきました。
そして、シャインマスカットの木にぶら下げられたＱＲコードを読み込んで、おいしい実の見分け方などを説明する動画を見たあと、収穫や試食を楽しんでいました。
参加した２８歳の女性は「ブドウ狩りは初めてですが、携帯電話で詳しい説明が見られるので敷居が低く、楽しかったです」と話していました。
ぶどう農家の岡木宏之さんは「個人農家として果物狩りを行うことはなかなか難しいのですが、今回は楽にできました。その分、お客様とふれあう時間を長くとれたのもよかったです」と話していました。
このシステムは、早ければ来年の春ごろにリリースされることになっています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20221031/1010024522.html
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